昨日の日曜日、店におりましたらご来店のお客様に「タオルが臭いんですけど、コインランドリーで洗濯したら臭いがとれますか?」という質問をいただきました。
その時、知識不足でとっさにお返事できませんでした。ふとん洗いをはじめる時に、布団についてはかなり調べたのですが、タオルについては調べておりませんでした。お客様、申し訳ありませんでした。
そこで、とりあえずネット上の情報を調べてみたのでまとめてみます。
タオルが臭う原因とは
お客様も「冬は大丈夫なんですけど、夏は臭う」とおっしゃっていましたが、おそらく雑菌の繁殖によるものだと思われます。
タオルを使ったまま放置しておくと、タオルについた皮脂や汗などを栄養分にして雑菌が繁殖するため、臭いが発生します。この臭いは一度ついてしまうと、洗濯・乾燥してもなかなか落ちません。
タオルについた臭いを落とすには
タオルについた臭いを落とすには、とにかく雑菌を殺菌することです。
熱湯消毒
60℃以上のお湯を沸かして10分以上浸けておきます。大きな鍋があれば、煮沸消毒すると効果的です。
雑菌が熱で死滅したら、普通に洗濯・乾燥します。
ほとんどのタオルは綿製品なので大丈夫だと思われますが、一応熱に耐えるかどうか、洗濯表示をご確認のうえ実行してください。
酸素系漂白剤
酸素系の漂白剤を40℃以上のお湯に溶き、そこにタオルを漬け込みます。漬け込む時間は30分から2時間くらい。浸けたらそのまま洗濯・乾燥します。アメリカ製漂白剤の「オキシクリーン」などを使う、いわゆる「オキシ漬け」の手法です。
色落ちしない、とされている酸素系漂白剤でも、念のために色落ちしないかのテストをしてから実行してください。
重曹
あまり漂白剤を使いたくない、という方は重曹を使う方法もあります。洗剤といっしょに重曹を入れて洗濯してしまうだけでいいようです。重曹はお湯に溶いて入れる方法と、粉のまま洗剤といっしょに洗濯機に入れる方法が紹介されていました。
コインランドリーでの高温乾燥
で、本題です。どうやらコインランドリーでの乾燥はタオルの臭いにも効果があるようです。
コインランドリーの洗濯乾燥機、乾燥機はガスの強力な火力で一気に温度を上げて乾燥させます。
だいたい75℃くらいに上がると思ってください。(乾燥機のみ、低温で乾燥させることもできます)
この熱で雑菌は死滅し、臭いも消えるそうです。
私はほとんどすべての洗濯を店で行っているため、それでタオルの臭いが気にならなかったのか、と納得できました。
ということで、タオルの臭いが気になる方はぜひ当店で洗濯乾燥してみてください。
参考にしたページ
バスタオルが臭い!洗濯しても消えない原因と簡単に落とす方法 – シュフーズ
しつこいタオルの臭いに効く! タオルの臭いを取る方法 | オトナンサー