写真はイメージです

清掃を担当していただいているパートさんからの情報。

とあるお客さまから相談を受けたそうです。乾燥機を使っていたのだが、途中で「燃焼中」のランプが消えた。
その時、洗濯ものが生乾きだったので、途中で燃焼が止まったことが原因ではないかと気にしている、とのこと。

当店の乾燥機、洗濯乾燥機は熱源としてLPガスを使っています。乾燥運転の時はガスを燃焼させて温風を作り、ドラムの中に送り込みます。このガスが燃えている時のみ「燃焼中」ランプが点灯する仕組みになっています。

ある程度ガスを燃焼させると温度が十分に上昇するので、燃焼を止めることがあります。ガスを燃焼させ続けると温度が上がりすぎ、洗濯ものにダメージを与えてしまいますから、燃焼を止めて温度を調整するのです。

この時「燃焼中」ランプも消えます。つまり乾燥中に「燃焼中」ランプが消えることは通常のことです。決して事故ではありません。

直接確認していないのでなんとも言えませんが、おそらくそのお客さまの洗濯ものは乾燥時間が足りなかったのではないかと思います。通常の洗濯ものでも乾くには最低20分以上の乾燥運転が必要です。

大型乾燥機では100円で7分、中型(二段式)乾燥機では100円で10分回りますが、どちらも100円では乾燥時間として十分ではありません。ぜひ、300円~400円投入していただきますようにお願いします。

なお、プリペイドカードを使った場合、一回入れるたびに100円投入したことになります。つまり、それ以上の乾燥時間に指定するには、出てきたカードをもう一度入れていただく必要があります。

この時、そのまま押し込むと入りません。ちょっとだけ引いてから押し込んでいただくと、抜かずにカードがふたたび入っていきます。

また、ちょっとした豆知識。乾燥機は乾燥時の温度を「低温/高温」で切り替えることができます。これは洗濯乾燥機にはできず、乾燥機だけの特長となります。温度にデリケートな洗濯ものを乾燥させる時は、ぜひ乾燥機をご利用ください。