清掃をお願いしているパートさんから連絡がありました。
よくご利用いただいているお客さまから、綿のTシャツ、トレーナーを乾燥機にかけたところ縮んだことがある、とお聞きしたそうです。わりと高価なものだったとのことで、申し訳ないなと思いました。
そこで、ネットを使っていろいろと調べてみました。
結論として、乾燥機は高温で水分を蒸発させる方式のため、綿素材のものは縮む可能性があります。特に、コットンニットのものは縮みやすいらしいです。
これは木綿という繊維の性質ですので、乾燥機側としてはどうしようもありません。
縮ませない対策としては、完全に乾くまで乾燥機にかけないで、やや湿り気を残した状態で持ち帰っていただいて、日陰干しをすることのようです。
また、ナイロンやポリウレタンの素材のものは、高温乾燥に弱いことがあります。
この対策としては、乾燥機に「高温/低温」の切替えボタンがありますので、これを押していただいて低温モードに切り替えてから乾燥させていただくことです。これは洗濯乾燥機にはない、乾燥機だけの特長です。
これは、2016年12月から施行された新洗濯記号のなかの、タンブラー乾燥(コインランドリーのようなドラム式の乾燥機)に対する記号です。
左の点ふたつのものが乾燥機が使える印、真ん中の点ひとつのものは低温モードなら乾燥機が使えますよという印、右の✕印は乾燥機が使えませんという印になります。(新洗濯記号について知りたい方は記号をクリックしていだくと解説しているサイトに飛びます)
この他、「タンブラー乾燥は使えません」「DO NOT TUMBLE DRY」などの表示が書かれていることがありますが、こういう衣類は乾燥機の使用をおやめください。