早いものでもう2019年も残り1ヶ月とちょっと。
暖かい日寒い日とありますが、寒いときは風が身にしみる季節となってまいりました。
こういう季節になると重宝するのが、ダウンジャケット。
羽毛の軽さと暖かさが心地いいですね。
ダウンを洗うならコインランドリーで
ダウンジャケットの中身は水鳥の羽根ですので、水洗いができます。
ということはコインランドリーで洗濯もできるんですね。
コインランドリーでダウンを洗う時の注意点
ダウンジャケットといっても表面素材はさまざまです。
代表的なダウンジャケットはポリエステルなどの化繊ですが、これはコインランドリーで洗うことができます。
でも、表地にレザーを使ったり、ウール系の素材を使ったお洒落なダウンジャケットもあるようで、これらは残念ながらコインランドリーで洗うことはできません。
部分的に汚れが見られる場合は
よく汚れるのが袖口や襟元などですが、しみなどが見られる場合は予洗いをした方がいいと思います。
予洗いというのは、洗濯乾燥機に入れる前にお宅で汚れている部分に洗濯石けんを染みこませておいてあげることです。
- 40℃くらいのお湯を用意する。
- ダウンジャケットの袖口・襟元など汚れのみられる部分をお湯につける。
- 洗濯石けんを汚れのある部分に塗り込む。
- 十分石けんを塗り込んだら、両手で袖口・襟元どうしを擦り合わせる。
こうやって、汚れた部分を予洗いすることで、コインランドリーの洗濯乾燥機だけでは落としきれなかった汚れも落とすことができます。
コインランドリーでのダウンジャケットの洗い方
特に何も書くことはありません。普通に洗濯乾燥機に入れていただいて、標準コースで洗って頂くだけです。
表地がデリケートなダウンジャケットの場合は、洗濯ネットに入れて洗って頂ければいいでしょう。
※洗濯ネットを使う場合、乾燥が足りなくなる場合がありますので、その時は追加乾燥をしてください。
洗い終わって羽毛が偏ったり、固まっていた場合
当店の清掃スタッフがお客さまから「ダウンジャケットの羽毛が偏ったのだけどどうしたらいいだろう?」と聞かれたようです。
洗い終わってダウンジャケットの状態が「これはどうかな?」と思った場合の対処をまとめました。
羽毛の固まりがある
羽毛が固まっていた場合は、乾燥が足りていないことが考えられます。
乾燥が足りないと羽毛どうしが引っ付いて固まった状態になることがあります。
こういう場合は、追加で乾燥をしてください。
乾燥時にテニスボールを入れると、ドラムの回転につれて羽毛を叩いてほぐしてくれる効果があるようです。
当店では、小さい洗濯ネットの中にテニスボールを入れたものを用意していますので、よかったらお試しください。
羽毛が偏っている
ダウンジャケットの中は、キルティングという縫い目で仕切られた袋になっていますが、その中で羽毛が片方に寄ってしまったような状態です。
この場合は、吊るし干しにしながら地道に手で叩いたりほぐしたりして偏りをなおしていくしかないようです。
また、乾燥が十分でない場合もありますので、湿り気を感じる時は追加乾燥をしてみてください。上記のようにテニスボールを入れていただくと、ほぐれやすいと思います。
羽毛の量が減っている
これは洗濯のせいではなく、日常の使用の中で羽毛が抜けていったせいと考えられます。
羽毛はキルティングの縫い目などから、少しずつ抜けていきます。
何年も使っているダウンジャケットだと、当初から比べてボリュームが減ってきたと感じるかもしれません。
減った羽毛は補充できないので、買い換えをお考えになる時期だということでしょう。